mino’aka -いつも笑顔で-

4歳、6歳の二人の男の子の母です。日々の出来事を徒然と書いております。村田和人さんに夢中です。ライブ報告やyoutubeなどリンク多めです。

阪神淡路大震災から18年

私は成人式の翌々日だったので鮮明に覚えています。
当時私は京都で働いていて山科の寮に住んでいました。
朝は5時30分に起きた当番がお茶を沸かし
5時45分に「朝です。おはようございます」と起こす毎日でした。
その日は前日がお休みだった為当番が寝坊し5時46分の地震で目が覚めました。
2階建の古い民家、2階の和室に寝ていたのは4人。
同室の先輩は一人は朝帰りをしてストーブにあたってました。

強い揺れで目を覚ました私は先輩があわてている姿を目にします。
「先輩、ストーブ消してっ!!私の布団入ってっ!!」
大きく揺れる電気を目にしてとっさに叫んでいました。
ガラスの割れる音、何かが倒れた音、いろいろな音と一緒に恐怖が襲ってきます。先輩と二人で抱き合って揺れがおさまるのを待ちました。
無限に続くような気がする時間でした。

隣の和室に寝ていた友人の5cm上にはタンスの上に置かれていた日本人形の枠ガラスが刺さっていました。
当番が寝坊した事が幸いし火事になることもありませんでした。

あわててみんなで茶の間に集まりテレビをつけると神戸の惨状が飛び込んできました。
当時、多くの同校卒業生が神戸で働いていましたのであわてて電話するとまだ非常回線状態にはなっていなかった為全員の無事を確認することができました。

あれから18年、あの日の事はいまだ忘れる事はできません。
今の神戸は震災時の面影はありません。
東北が神戸の街のように復興する日は必ずくると信じて、また、自然災害である地震が今度は西日本で起る日が来るかも知れないということを考えながらこの日を過ごしたいと思います。

黙祷